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食料品店の棚に座り続けて50年
1907年、アメリカのテディベアメーカー
「アイデアル社」( Ideal )は、
ある、一体の茶色のテディベアを作りました。
その後、このベアは、なんと、50年もの間、
食料品店の棚に座り続けていたのですが、
1969年、イギリスの俳優で、
テディベア愛好家のピーター・ブルさんが、
アメリカのテレビ番組「jhonny carson show」という番組に出演された際、
彼の言葉に感動したある女性が、
このベアをピーターさんに贈ったことで、
ベアの人生は一変します。
一躍世界の人気者に!
ピーターさんは彼を、
デリカテッセン(Delicatessen)(サンドウィッチなどお惣菜を売る食料品店という意味)と名付けられると、
デリカテッセンは、11年後、
「アロイシアス」(Aloysius)と改名し、
イギリスのテレビ番組「ブライズヘツドふたたび」
(Brideshead Revisited)に出演。
すると、たちまち大ブレイクし、
世界的に有名なベアとなったのでした。
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静かな余生を送る
ピーターさんは、1984年、
亡くなられたのですが、
アロイシアスは、ピーターさんの遺言に従って、
友人に贈られます。
そして、その後は、イギリスの、
テディベア・ミュージアムや、
テディベアコレクターの元を転々とし、
現在は、イギリスのコレクター、
イアン・パウトさんの元で、
静かな余生を送っているとのことでした。
このベアは、とても、
波乱に満ちた人生を送っていたのですね!