紹介
シュタイフ テディベア 1906 レプリカ
サイズ:35センチ
世界限定1906体
税込み:42000円
タグ:白地に黒文字(レプリカ)
(名前:まーくん)
このテディベアは、
ドイツの老舗テディベアメーカー、
「シュタイフ」社で作られ、
2011年に日本で発売されました。
もともとは、1906年に、
作られた古いベアのレプリカで、
あどけない表情が愛らしい、
ギュッと抱きしめたくなるベアです♪
ベアの特徴
シューボタンを思わせる黒く大きな瞳
横に刺繍された鼻
ハの字に刺繍された口
青銅でできた耳のボタンとシュタイフのタグ
トレードマークの胸のメダル♪
ちょっと分りにくいですが・・・爪が3本刺繍されています。足も同様です
手のパットはフェルトで、アンティークの風合いを出すためにスプレーで加工されています
足も同様です♪
また、その他の特徴として、
ボディには木毛が詰められており、
首はゆるめにつけられているなど、
当時のベアを忠実に再現しています。
出会い
2011年のある日、
インターネットでテデイベアのサイトを見ていると、
ある、一体の赤毛のベアに釘付けになりました。
子どもらしく、あどけない表情が、
とてもかわいく、その日から、
その子が気になる存在に。
それからしばらくは忘れていたのですが、
ふと思い出した時に、またそのサイトを覗き、
あのかわいいくまさんを見ては、
心癒されていたのでした(^^)
それからどれくらい経ったでしょうか。
その年の10月、
とても悲しいことに、かわいがっていた、
うさぎのたんぽぽが亡くなったのです。
私は、その1年ほど前に、
結婚で実家を出たため、
実家の両親がたんぽぽの、
世話をしてくれていました。
たんぽぽは、すでに10歳になっていて、
かなり高齢ではあったのですが、
その2週間前に母に会った時には、
元気にしていると聞いていたので、
安心したところだったので、
その訃報は、信じがたいものでした。
私はしばらく悲しみから抜け出せず、
その頃のことは、よく覚えていないのですが、
毎日を生きるのがやっとだったような気がします。
そんなある時、
私はふと、あの赤毛のベアを思い出したのです。
そして、自然と、デパートの一角にある、
テディベアショップに立ち寄ると、
その子が、たくさんのテディベアたちとともに、
ガラスケースの中に、並べられており、
ガラス越しに、あどけない目で、
こちらを見ているのが見えたのです!
いつもネットの写真で見ていた、
あのベアの実物を初めて見て、
心が踊るのを感じました。
私は、それから何度か通いつめ、
遠くから見つめては、
まだ売れずに残っていることに、
安心していたのでした。
そして、その年の末に、
母とそのベアに会いに行きました。
もし、まだ残っていたら、
その時は買おう、
そう心に決めて・・・。
すると、いました!!
ガラスケース越しに、
あの、あどけない表情が見えた瞬間、
私は思いました。
このベアは私を待っていてくれたのだと。
悲しみは、すぐに癒えるものではありませんが、
このベアの存在が、心に、
ぽっと小さな炎を灯してくれたような気がします。