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特徴は?

ふさふさしたモヒカン頭がトレードマーク
カラフルなパンツをはいています。
目は二重
チーキーの「ご先祖」と言われています。
サイズは、22.9センチ、40.6センチ、61センチ

1949年1月3日、「パンキンヘッド」と呼ばれるテディベアのデザインが、メリーソート社の「トライアルブック」で初めて紹介されました。

(ただ、この年のメリーソート社のカタログには紹介されていないそうです)

この「パンキンヘッド」をデザインしたのは、フローレンス・アットウッド(Florence Attwood)さんという、とても深刻な病を持つ女性だったそうですが、「パンキンヘッド」は後にメリーソート社の多くのベアたちに影響を与え、メリーソート社を成功に導いたことから、アットウッドさんの最も意義のある遺産となったそうです。

その後、どのような経緯かは不明ですが、この「パンキンヘッド」は、1956年まで、カナダの大手チェーン店である「イートンデパート」のキャラクターになっています。「イートンデパート」は、毎年トロントで行われる「サンタクロースパレード」のスポンサーだったそうで、その大規模なイベントに向けて、自社キャラを作ろうということになり、それが、「パンキンヘッド」だったのです。

(イートンデパートのライバル会社「モンゴメリーワード」が、赤鼻のトナカイ「ルドルフ」を考案し、それに対抗する形だったようです)

そして、この年のクリスマス、「パンキンヘッド」は、トロントの「サンタクロースパレード」を、3000人の子どもたちの先頭に立ってパレードしたのでした。

ところで、そんなスター的存在の「パンキンヘッド」ですが、初期の頃の「パンキンヘッド」の実物は、メリーソート社に現存しておらず、メリーソート社は、後にオークションで買い戻したのだそうです。全部イートンデパートに売ってしまったのでしょうか?謎ですが・・・

とにかく、オークションで買い戻せてよかったですね!