1902年、シュタイフ社が、
世界で初めて関節の入った首と手足が動かせる、
クマのぬいぐるみ「ベア55PB」※を作ることに、
成功しました。

そして、翌年の1903年、
ライプチヒの見本市に初登場し、

最終日に、アメリカ人バイヤーから、
3000体注文を受けたといわれているのですが、
残念ながら、その後の消息は分かっておらず、
現在のところ一体も残っていないようです。

何かトラブルに、
巻き込まれてしまったのかもしれませんね。

※「55」は座高、「P」はフラシ天(ビロードの一種)、
「B」は動かせるという意味のドイツ語)