シュタイフ「ハッピー」(1926-1927年製)
2018年2月14日~2月20日、大阪梅田阪急百貨店で、
テディベアフェスティバルが開催されました。
入り口のところでは、幻のベア「ハッピー」(上記写真)がお出迎えしてくれたのですが、ふとお値段を見るとなんと500万円!!(@@)目玉が飛び出そうになりましたが、確かに1926-1927年製と古いベアなのに、新品のような保存状態なのでそれもうなづけます。それにしても、「ハッピー」のオリジナルは大きなもの(60センチ)だと思っていたのですが、この子のように小さいサイズもあったなんて、新しい発見でした。
こうして、「ハッピー」のお出迎えを受けつつ中に入ると、入ってすぐのところに、ヴィンテージ・テディベアが壁際にそって、ところせましと並んでいるブースがありました。
珍しいベアも多く、何気なく見ていると、みんなの後ろに隠れるように、一番後ろの、しかも壁際に、くたっと前かがみに座っている、一体のベアに目が止まりました。
比較的大きなベアだったので、勝手に手に取るもの気が引けたので、あらゆる角度からもっとよく見ようと、そのベアの周りをうろうろしていると、阪急の店員さんが来てくれたので、頼んで前に出してもらうことに。
すると、どうでしょう!
やさしいブラウンのモヘヤに、大きな頭、黒いつぶらな瞳がかわいくて、私はすっかりこのベアに夢中になってしまいました。
それに、スポットライトに当たった彼はとても素敵でした♪
ただ、阪急の店員さんによると、このベアにはタグなどがなく、おそらく作家さんが作ったものなのだろうけど、誰がいつ頃つくったのか、一切不明とのこと。
そこで、店員さんがこのお店の人を呼んできてくれたのですが、なんと、不思議なことにお店の人もこのベアの存在を把握しておらず、お店の人同士の話し合いの結果、約20年ほど前に、前の店長が海外で買い付けて、仕入れたものではないか、とのことでした。しかし、そのまま売れずに忘れ去られてしまったようで、ずっと倉庫に眠っていたようです。
そんなことってあるのですね~!
そんなミステリアスなところにも惹かれてしまいました♪
ただ、気になるお値段なのですが、なんと、17万円!交渉で12万円くらいまでは下げてくれましたが、それでも今の私の財力ではかなり厳しいものがあり、
残念ですが、あきらめました(T T)
それでも、こんな素敵なベアと出会えたこと、まだまだ、こんな出会いが待っているかもしれないと思うと、とてもワクワクします。それだけでも大きな収穫でした♪
その後、このベアについてネットで調べてみると、そっくりなベアを見つけました!
まさにこんな感じ!!
写真のベアはシュタイフのヴィンテージだそうで、もしかすると、私が出会ったベアもこの子をモデルに作られたのかもしれません。(ちなみに黒い大きなリボンも同じです)
また、縁があれば会えるかもしれません♪