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2017年8月5日、
梅田の阪急百貨店に行くと、

偶然、絵本の催しものが開催されていたので、
少しのぞいて見ると・・・

私が小さい頃読んだことのある、
懐かしい絵本がたくさん置いてあり、

しばし、懐かし気持ちに浸りながら、
絵本を夢中で読んでいました。

そんなふうに、懐かしい絵本を探し求めていると、
ドン・フリーマン作の「くまのビーディーくん」を、
見つけました!

この絵本は、読んだことがなかったのですが、
同じ作者の絵本「くまのコールテンくん」がとても好きなので、
いつか、「ビーディーくん」も読んでみたいと思っていたのです。

すぐに購入し、家へ帰って、
さっそく読んでみると、

セイヤーくんという男の子と、
おもちゃのくま、ビーディーくんとの、
心の交流が描かれていて、
心がほっこりと温かくなりました。

また、コールテンくんもそうですが、
素朴で、温かみのある味わい深い絵が、
いっそう、物語をやさしいものにしていると感じました。

なんといっても、ビーディーくんの表情が豊かです。

なんとなく落ち着かない・・・

文章(説明)がなくても、ビーディーくんの、
その時の感情が手に取るように分かるので、
作者の表現力は素晴らしいです!

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ドン・フリーマンについて

そこで、作者、ドン・フリーマンについて、
調べてみると・・・

ドン・フリーマンは、1908年、
アメリカ、カリフォルニア州サンディエゴで生まれ、

高校を卒業すると、ニューヨークに出て、
美術学校「Art Students ‘League」で学ばれたそうです。

また、お芝居が好きで、
多くの時間をブロードウェイで過ごし、
俳優の顔やブロードウェイの舞台を描くと同時に、
ダンスバンドのトランペット奏者もされていたとのこと。

しかし、地下鉄にトランペットを置き忘れてしまったことがきっかけで、
絵に専念するようになったのだそうです。

やがて、俳優のスケッチや、ブロードウェイの舞台のスケッチで、
認められるようになるのですが、

息子のために絵本を描いたことがきっかけで、
絵本づくりの魅力に取りつかれ、
多くの絵本を発表するようになったのだそうです。

こんな優しい物語を作れる人ってどんな人だろう?
と思っていましたが、息子さんのために絵本を作り始めたんですね~

思ったことを、後先考えずにそのまま実行に移してしまう、
ビーディーくんの可愛らしさは子どもの目線で、

それを受け止めてあげるセイヤーくんの優しさは、
大人の目線で描かれているのかな~と思いました。

何度も読み返したくなる一冊です。

くまのビーディーくん