久しぶりに、ふと、思い立って、以前から好きだった、ドイツのゲブリューダー・ビング社(Gebrüder Bing)のテディベアを、ネットや自分が持っているテディベア図鑑などで見ていると、なぜか、以前にも増して素敵だと思い、夢中になって調べていました。

ゲブリューダー・ビング社のテディベアは、シュタイフのベアをマネて作り始めたことから、背中のコブなど、全体的なデザインが、シュタイフのベアにとても良く似ているのですが、表情には、なんとも言えない優しさ、上品さがあって、私は、ゲブリューダー・ビング社のベアが大好きです。(あ!もちろん、シュタイフのベアも大好きですよ!)


「テディベア大百科」より

(ゲブリューダー・ビング社は、シュタイフのベアのフォルムだけでなく、右の耳に金属製の矢をつけるなど、細かい部分をちょっとだけ変えてマネをしていたそうで、そのため、シュタイフに抗議され、長い係争の末、ゲブリューダー・ビング社のベアは、左の脇腹に金属のボタンをつけることになったそうです。(その後は、右腕につけられるようになったそうです))

ただ、 ゲブリューダー・ビング社は、以前にも、このサイトの記事で書いたのですが、もともと数が少なく、オークションで、高値で取引されるほど、とても希少価値の高いベアなので、なかなか手に入らないようです。

それならば、レプリカ(複製品)はないかと探してみたのですが、会社はすでになくなっているため、作られていないようです。(がっかり!)


「テディベア大百科」より

そこで、レプリカは諦めて、当時の ゲブリューダー・ビング社のベアを、ネット上でたくさん見ているうちに、ほとんど新品かと思われるほど状態の良いベアをいくつか見つけ、しかもそれが、オークションで高値で取引されているわけではなく、普通に、ショップからお迎えできることに驚きました。

(もちろん、お値段は高いですが)

話が少しそれますが、私は、以前、アンティークのテディベアに憧れて、テディベアフェスティバルなどがあると、よく見に行っていました。

ただ、アンティークベアはとても繊細で、首がグラグラしていたり、腕がプランとなっていて、今にも落ちそうだったり・・・

もちろん、それらも含めて、その子が生きてきた証なので、味があって良いのですが、もし、お迎えしたとしても、あまり抱っことかできなくて、飾りっぱなしかなぁ・・・触る時に気を使うかな・・・などと、具体的なことを考えているうちに、やっぱり、私には、新品のテディベアが良いと思うようになったのです。

(アンティークベアは高価でとても手が出ない、というものもちろんありますが 汗)

そんな私の価値観がゆらぎ始めているほど素敵なゲブリューダー・ビング社のベア、ぜひ、一度、実物を生で見てみたいな~と思っているのですが、今はその日が来るのを楽しみに待つことにします♪


海外のサイトで見つけた「ゲブリューダー・ビング社」の図鑑